夜勤専従の方の都合で勤務変更があり、バイト夜勤明けの夕方に夜勤入りという勤務に。
昼間に仮眠を取り、また気が張っているからか、そんなに普段と変わらず勤務出来ました。
受け持った患者さんの一人は状態が悪く、苦痛を取り除くには眠らせるしか方法がないという病状でした。悪いなりに前の日まで夕飯を召し上がっていたのですから、幸せな方だったかなと思います。
夜中に奥様と話していて、お父様が九州から上京してくるから会わせたいと。ラグビーされてたという身体は、病気知らずでこられたようで癌末期という事を言えずに、知らせたのは先週の事らしいです。90代のお父様にとって息子様に先立たれる辛さは計り知れません。
明け方には意識が混濁されてきましたが、お声掛けが間に合うといいなと思います。

私達夫婦とも、死の場面に立ち会う機会が多くあります。
旦那は現場に向かうので私よりも衝撃的で悲惨な場面を見ているので、精神的なストレスショックはきっとあるでしょうが、趣味が多いので溜め込まずに切り替えられるのかもしれません。
年末に友人の旦那さんが鬱病の悪化で動けなくなり救急車で運ばれました。今は自宅にいるようですが働けなくなって生活も大変そうです。鬱はみんな大なり小なり持っていますが、うまく消化できないと精神を病んでしまう事を考えると、個々の楽しみには口を出さないでいる方がいいようです。度が過ぎるとチクリと言いますが。

子供を育てる上で、親の責任は大きいと思います。
いじめ自殺などのニュースを見ると、その都度子供達に言って聞かせます。
職場の患者さまの話も聞かせる事もあります。
喧嘩したとしても「死ね」なんて言葉は腹が立っても決して口にしてはいけない事、死ぬという事がどういう事なのか理解して欲しいと思います。