のんびりLIFE

人見知りでマイペースな生活を過ごしています。
お仕事が休みの日はアウトドア、家庭菜園、インテリアなど好きな事をして過ごしています。

延命の条件

従姉妹の旦那さんが40代後半くらいと思うのですが、数ヶ月前に脳内出血で倒れたとの事。遠く離れていてあまり付き合いがなかったのもあり、最近まで知りませんでした。
現在は呼吸器が付き心臓も動いてはいるものの、1ヶ月意識はまだ戻らないとの事。


身体は若いため、合併症などなければ生き続けるでしょう。
大好きな夫であれば生きてて欲しい、いつかは回復するかもと信じたいと思うでしょう。子供がいる家庭であれば子供が中学生や高校生、更に進学ともなると莫大なお金も必要となってきます。
医療費もただではありません。急性期を過ぎれば、病院も転院する話が出てきます。生活保護を申請しても、審査が厳しくなかなか通らないようです。


もし自分だったら、と考えさせられました。
自分の命なら、回復の見込みがないと分かった時点で全てを終わらせて欲しいと思います。きっと家族は重い決断で自責の念に苛まれるかもしれません。でも私は身体が生かされているだけで、意志表示もできないままでは生きたくないです。きっとそう思う方は少なくないでしょう。


でも、自分でなく夫の命だったら、幼い子供の命だったら。今生きている命を断つ決断を出来るでしょうか。もしかしたら回復するかもしれない。


一刻を争うような事態の時に冷静な決断は出来ないでしょう。
命に縋る思いでしょう。
でもその後は。
元気な時にこそ意志を確認しておくといいな、と思います。


自分が生まれて来る事は選べませんが、終わりはせめて意志を尊重してもらえたらいいなと思います。