エンゼルケアの研修に行ってきました。場所は両国駅、初めて行く場所です。

目の前にはお相撲さんで有名ちゃんこ屋さんがあちこちにありました。

駅を出ても飲屋街らしいアーケードも横綱横丁の名前が。今日の研修会場も横綱1丁目。素敵な地名です。

改札を間違えたのか、迷いながら到着。道中の公園も凄い綺麗でした。早めに着いて散策できて良かった。

なんで亀なんだろう。

江戸東京博物館も面白そうですね。

再度地図を見て会場へ。

参加した研修は、全部で6回あるエンゼルケアに関する充実した内容の第1回目でした。
実際に亡くなる方の臨終の場面に立ち会い、声を掛けてという機会は今までもありましたが、亡くなられ御自宅に帰られた後は会うことはありません。
御遺族の方とは、また病院に挨拶に来られたりされ勤務であれば再会することもありましたが、基本的にはお会いする事はありません。

その後の事は気にはなっていました。
腐敗が始まっていくと肌の質が変わり、生前の使用していたメイク材では分離していく、出棺の姿の有り様が家族にどれだけのダメージを与えているのか。樹木希林さんのナレーションで以前NHKで放送された「老衰死」を見てDNRの本当の意味も考えらされました。
医療関係者ではない方の講演でしたが、健康であるという概念、いのちに対する考え方、御遺体に対する考え方、捉え方、全てが考えさせられました。

忘れられないのは「新鮮な茄子を摘み取る、もうその時点で茄子は死んでいるけれど、死んでいると思いますか。亡くなられた方もさっきまで生きていた、そしてその場で亡くなられた。何が違いますか。」という言葉。

その考え方、本当に大切にしなきゃな、と思います。
残りの研修もすごく楽しみです。