のんびりLIFE

人見知りでマイペースな生活を過ごしています。
お仕事が休みの日はアウトドア、家庭菜園、インテリアなど好きな事をして過ごしています。

東北旅行6  猊鼻渓

一ノ関から乗り換え猊鼻渓に到着。

駅から5分ほどの場所に川下りの場所があります。
行く途中にあった、この鉄橋をポケモン列車が通るらしく栄えスポットらしいのですが、日にちや時間が決まってるらしく・・・見れませんでした。

紙すき館という和紙のお店もありました。
紙すき体験も出来るそう。

せっかくなので、和紙のレターセットを買いました。

マンホールが可愛い猊鼻渓の絵になっていました。

道案内がしてあるので迷子にはならない感じです。

レストランなんかも建物はあるのですが、店が閉まっているようでした。

舟下りの場所に到着。

どの舟に乗るのかな、ワクワク。

時間がまだ早かったので、玉こんにゃくを購入して食べてみました。
味が染みてて身体も温まりました。

さて時間がきて乗舟、水面がすごく近いです。

救命胴衣になる座布団を敷いて座ります。魚の餌が50円でカゴに入って置いてありました。この餌は鴨の餌でもあります。

鴨も近くに泳いでいます。

いざ出発〜、舟が出るぞ〜。
私の乗った舟は女性の船頭さんでした、かっこいいですね。舟の中にも男性の方が一人乗られ案内してくださいます。

冬はビニールハウスのようなお部屋なのでそこまで寒くはなかったです。
屋根も透明。

圧巻の景色を見ながらゆっくりと船が進んでいきます。
所々岩に名前の札がついていて、その名前の由来を男性のスタッフさんが教えてくれます。


これが自然に出来たんですから、凄いですよね。

ゆっくりゆっくり・・・のんびり時間が過ぎていきます。


ふと後ろを見ると鴨の大群が舟を追いかけてきます。

魚の餌を買ってあげてみました。
慣れてる鴨さんは手から餌を食べてくれると言うので、手を伸ばしてみましたが警戒してますよー。エイッと投げるとめっちゃ寄ってくるー。


折り返し地点で下船します。



更に進むと橋が見えてきました。

運玉投げの場所です。
3個100円、色々な種類の願いが彫ってあります。

選んだのはこの3つ。

目指すはこの穴です。
エイヤーッと思い切り投げましたが、まず対岸まで届かない。
ボチャンと悲しい音をたてて沈んでいきました。そいえば肩弱いんだった。
たくさんの人が挑戦し後少しという惜しい方も何人かいましたが、なんと2人ほど男性の方が入った!!私は入らなかったけど、他の方が入ったのを見るだけで叶った気がしたので満足。

しばし過ごして、また乗船します。
水も綺麗〜。

復路でまた鴨さんに餌をあげようとしていたら、大きめの鴨が私の手から直接2回も食べてくれましたー。・・・だから大きいんだね、君は。納得です。
船着場にだんだん近くなってきましたが、最後は船頭さんが歌を歌ってくれました。
90分ちょうどいい時間です。

下船し、他のお客さんたちが売店で買い物しているのを見て、つい私も寄り道してお土産を買ってみました。ただ・・・これが仇となったのか、帰りの電車が・・・ない!!

次の電車まで1時間半もある???
そうだった・・・。
そして駅前にはなにもなさそうです。食べるにしても喫茶店やレストランもないし、休めるような場所もなく。
しばらく駅前をウロウロ。
神社があったので参拝してみました。

家族の健康、子供達の幸せや学業についてお祈り。

夫婦御神木という木がありました。

こんな感じの仲良く並んで夫婦みたいだからなんでしょうね。
喧嘩してきましたが、これからも仲良くしていきたいと思います。

さて・・・それでも時間が余ってるー。
どうしたもんかとトボトボ歩いていたら、お弁当屋さんが開いていました。
恐る恐る中に入ると女性の定員さんが3人いらっしゃいます。
この辺りで時間を潰せる場所が無いか、食べる場所とかがあるかを聞いてみましたが、地元の方も無いですねと。一ノ関に帰る方法も電車以外には無く、バスやタクシーもないみたい。
途方に暮れて、お弁当を買ったら店内で食べれたりするか聞いてみたら、パイプ椅子でよければと仰って下さいました。
隅っこで居場所を確保。ストーブがあったかい・・・。

お弁当が出来て座って食べていたら「使ってくださいー。」と、またもう一つパイプ椅子を拭き拭きしながら出してきて下さいました。
もう有り難くって心がぽかぽか温かくなりました。
その後、今度は「お茶を切らしていてごめんなさいね。」と言いながら紅茶までいただいてしまい、泣きそうに嬉しかったです。
時間が余りまくったけど、結果的に素敵ないい思い出ができました。
実はこれで良かったのかも。

食べ終わる頃に、お客さんが一人いらしたので御礼を言ってお店を出ました。
心はすっかり温まり、まだ時間あるので駅前のコンビニへ。
ここで差し入れでも買って、お弁当屋さんに持って行こうか考えましたが、東京に帰ってから御礼を送ったほうがいいかもと思い直しました。
イートインがあったのでアイスでも食べる事に。
ふつうのスーパーカップかと思ったら、値段はお高めの高級アイスでした。250円くらいしたかな。
何層にもなっている美味しいコーヒー味でしたので、また見つけたら買うと思う。

10分前になったので向かいます。
これを逃したら帰れません。絶対乗らなきゃ!!

おおー、キタキター。

待っていたよぉ、ウルウル。

戻ると暗くなってきていて、派手目のネオンが光ってます。

帰りの新幹線まで1時間半、駅前の居酒屋で夕食とします。

一人なのでカウンターに案内されました。
梅酒を注文し、一ノ関ビーフの生ハムも食べてみました。クリームチーズとよく合います。

地ビールもあったので、注文してみたのですが飲みやすくて美味しかったです。

ねぎ間とつくねも注文。

テレビ中継で日本VS欧州代表の野球が始まったので観たかったけど、帰りの新幹線にも間に合うように帰らねば。お会計して帰路に着きます。
新幹線は指定席が取れたのでゆっくり乗れましたが、お酒のせいか寝てしまい大宮で降りたかったのに、上野まで乗っちゃいました。きゅんパスなので、乗り越しも大丈夫なので良かったです。


今回、旅行自体は予定通りに行かなかったので、行きたいところも行けなかったのですが、判明した事があります。
行きの新幹線で缶詰になったおかげで特急券の返金になりました。この時、きゅんパス購入だけでいいのに特急券を余分に買っていた事が判明したので、2日目の乗車前に払い戻しも出来ました。あの缶詰が無かったら2日間気付かずに使用していたと思うし、気付いたとしても使用後は払い戻しができなかったと思うので、結果金銭的な面では損する事なく良かったのかも。猊鼻渓で帰りの電車に乗り遅れた事で、地元の方の温かさに触れることも出来て良かったと思います。
マイナスと思えばマイナスですが、プラス以上のプラスを得た旅行でもありました。


一人旅ってハプニングもあるから楽しいですね。
また機会を見て行こうと思います。