のんびりLIFE

人見知りでマイペースな生活を過ごしています。
お仕事が休みの日はアウトドア、家庭菜園、インテリアなど好きな事をして過ごしています。

心の支え

今日は日勤でした。
受け持ちではない患者Yさんから「(私)さんを呼んで欲しい」と呼ばれました。「はて、何だろう?」と思いながら病室に伺いました。
卵巣癌で腹膜転移があり、左右の肺がほとんど機能していない状態まで進行しています。呼吸が苦しくて苦しくて、毎日試行錯誤をしながら治療されています。
私よりも年齢は少し上ですので、まだまだ人生半ばで沢山思う事はあるかと思います。


「(私)さんはそうやって言ってくれるけど、頼みにくい人も居るの」とポツリ。身体が思うように動けなくなっている今、どうやらコップを洗ってもらうのを頼むのを躊躇するらしいのです。もちろん、コップを洗うことを断る方はいないでしょうが、今までの入院生活の中でそう思わせる経験があったことは確かでしょう。


Y さんは少しだけ優柔不断な感じの方なので、ひとつ決めるのに凄く時間がかかります。バリバリ仕事をこなす印象の職員よりも、どこか抜けた感じの私の方が話しやすさ、頼みやすいというのがあるのかな、と少し思いました。どんな理由にしても私を頼って呼んで下さったのだと思うと、多少なりとも心の支えになれているのかと思います。


誰とでも話せる方や、人を見て上手に頼める方はいいでしょう。
体調が悪い中で生命の危機を感じながら心細い入院生活、貴重な時間を余計な気を遣わせてはいけないと改めて思います。ストレスのない人間関係、免疫が上がればいいなと思います。



帰ってくると近所のK さんからのおかずが届いていました、いつも有難う。
とっても有り難くて、ほっこりしてしまいます。