のんびりLIFE

人見知りでマイペースな生活を過ごしています。
お仕事が休みの日はアウトドア、家庭菜園、インテリアなど好きな事をして過ごしています。

ほっとファミリー制度

長男のナイター練習帰りにお友達2人連れて温泉に行きました。子供が沢山いると可愛くって嬉しくなります。まだまだ小学生の子供達は無邪気ですね。


子供が好きなので保育士に憧れていた時期もありましたが、実際の子育てでは今だに怒ってばかりだし、赤ちゃんの頃を思い出しても3人年子で全然寝てくれなくて、うちは朝までよく寝るの〜なんていう周りの言葉に悩んだり、宅急便のピンポンがすっごくイラっとしたり。
その頃はママ友達もいなくて、思い返せば育児ノイローゼっぽくなっていました。子供は好きなはずなのに、色んなことが想像と違って余裕なんて全くなかったです。
仕事で保育士をされている方ってつくづく凄いと思っています。


保育士資格を取るためには
・保育の心理学
・保育原理
・児童家庭福祉
・社会福祉
・教育原理
・社会的養護
・子どもの保健
・子どもの食と栄養
を学ばれます。更に資格習得には実技試験もあります。
・保育実習理論実技試験
・音楽表現に関する技術
・造形表現に関する技術
・言語表現に関する技術


幼稚園教諭免許を有すると試験内容が一部免除されるそうですが、子供に関する知識がしっかり備わっている方だと思うと信頼できますね。


調べていて知ったのですが、保育士不足の事情もあり、その緩和策の一つとして「地域限定保育士」資格というのがあるそうです。地域限定保育士とは、特定の地域内では保育士として働く事ができ、数年勤務した後は全国で働けるようになるという制度で、今後は全国各地で実施されていくとのこと。
こちらの試験は主に市区町村単位で独自に実施されていくらしいので受験機会が増えることになり、保育士資格を取得しようと考えている方にとっては嬉しいことですね。



私自身は完璧ではないダメダメだからこそ、いろんな境遇のお母さんの複雑な気持ちは少し理解できます。実際に自分が経験してみないと本当の気持ちはなかなか分かってもらえないと思うのです。


私の住んでいる地域では、様々な事情によって家庭で過ごせない子供さん達を一定期間だけ家庭で過ごす「ほっとファミリー」という取り組みがあり、その引受先の募集がかかっていました。実習で児童福祉施設に行った時の気持ちや、自分自身が悩みながら子育てしていた頃の思いがフツフツと蘇ってきます。
その活動がどんな内容かが興味があったのですが、体験談を聞ける機会があり説明会に参加してみました。
受付を済ませて着席すると、最初に活動内容についての説明があり、実際に里親になっている方の体験談を聞くことが出来ました。理想とは違う子育てに戸惑いや家族間の不和が生じたりと様々なご苦労があったのでしょう、途中涙ぐまれ言葉に詰まったりされていました。

ただ、子供って素晴らしいというのは、どの里親の方も一致している思いのようです。

まだ認知度が低く、会場には20人くらいしかいませんでした。
海外に比べ、里親制度があまり普及しておらず、活動内容にも誤解もあるみたいです。
私はもっと知りたいな、という思いが湧いてきたので、お知らせが届くように名前を記名して帰りました。
里親というとハードルが高いのですが、養子縁組を組まなくても、1週間や数日などのショートステイという形で一緒に生活も出来るようです。


心配だったのは実子がいても大丈夫なのか、不規則な仕事で共働きしていても大丈夫か。質問してみたら全く問題ないとのことでした。
今後、自分も病気になって頼る事がないとも言えません、今後必要とする誰かにこの制度を紹介する事があるかもしれません。
素敵なこの活動の輪がもっと広がるといいな、と思います。