のんびりLIFE

人見知りでマイペースな生活を過ごしています。
お仕事が休みの日はアウトドア、家庭菜園、インテリアなど好きな事をして過ごしています。

元気でいるために発酵食品

ただ息をして生きている、だけでは本当の意味での生きているとは言えないと思います。


職場に中国から治療に来られている方がいます。末期なので自国に帰りたいのではないかと思うのですが全く言葉が通じず、短い中国語の単語で最低限の会話しか出来ず、細かな表現が通じずもどかしい思いをしています。
最近は病状が更に進行し、中国語すら理解困難になってきています。
友人も親族もいない、他国で孤独に治療を受けるなんてよほどの勇気や決意を持ってこられたんだと思いますが、今の心情はどうなのでしょう。


調べてみると、中国では1994 年に日本でいう緩和ケア「姑息治療」は発足しています。
中国のがん患者 は約 200 万人いると言われていますが、緩和ケア病院は非常に少なく、また経営も困難であり患者のニーズを満たせていないのが 現状。経済的な理由から入院できない患者や適切な 治療を受けられない患者は自宅で最期を迎えざるをえず、また日本のような在宅医療や訪問看護制度も普及し ていないようです。
日本では医療保険制度が完備されて国民皆保険に より誰も差別なく、比較的高度な水準の医療サービスをど こででも受けられます。
2006 年の介護保険の見直しで、40 ~ 64 歳の末期がん患者も介護保険の給付対象となっています。 一方、中国は発展途上国であり医療保険制度がまだ十分に は完備されておらず、政府によるがん患者への経済的な援助もない。このため、経済的な理由から適切な治療を受けられない場合もあり、特に農村部に暮らす多くの農民には 深刻な問題となっているようです。
医療は国によっても様々なのですね。複雑な心境になります。


以前の職場にとっても元気な方がいました。
元気の秘訣を尋ねると味噌、納豆、ヨーグルト、ぬか漬け、甘酒と書いた紙を冷蔵庫に貼っていて、毎日どれか一つを選んで摂っているそうです。
テレビで見るとそうかーなんて翌日は売り切れになったりしますが、三日坊主では効果ないですね。実際に続けていて効果がある様子を見ていると、見習おうと思います。


食事も大事なんですが、ずぼらな私でもできる健康法。
それはお金もかからない、常に笑顔で穏やかに過ごす事です。以前お会いした方でとっても素敵な方がいました。常に笑顔、常に相手を思いやっている穏やかな方。残念ながら亡くなられましたが、医師に宣告された予後をことごとく覆し続け、旦那様と素敵な終末期を過ごされていました。やりたい事を一つづつこなしていき、愛する方に見守られた理想的な最期だったなと思います。
そうはいっても交通事故なんて事もあるし、やっぱり悔いが残らないように毎日誠実に生きていこうと思うのでした。


次女の「妹が欲しい」作文を見て吹き出しました。

卵を産むかのような表現ですね。


中国は貧富の格差がすごいと聞きます。日本で治療を受けるなんて裕福な方でしょう。でも生きている中身はどうなのか、果たして幸せなのか。一人っ子政策で、子供は一人しかいないようですが、面会に来ても会話せずゲームばかりしている息子。各家庭の内情は分からないですが、考えさせられます。